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このページは、[[orbit|軌道]]についてのマニューバの簡単な「覚え書き」です。それはまた、ゲームのクイックリファレンスとも言えるものです。
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== 軌道投入 ==
 
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# 速度が約100 m/sになるまで垂直に上昇します。
 
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# 次に、ゆっくりと東に傾け、[[gravity turn/ja|重力ターン]]を開始します（姿勢指示機の方位は90°、発射場から「右」です）。違う方向にも傾けられますが（北極や南極への極軌道など）、東へ向かうと[[Kerbin/ja|カービン]]の自転重力によって燃料を節約できます。ロケットの機首{{Mark|levind}}は[[navball/ja|姿勢指示機]]の順行マーカー{{mark|prog-l}}の円の縁に向けると良いです。
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# 次に、ゆっくりと東に傾け、[[gravity turn/ja|重力ターン]]を開始します（姿勢指示機の方位は90°、発射場から「右」です）。違う方向にも傾けられますが（北極や南極への極軌道など）、東へ向かうと[[Kerbin/ja|カービン]]の自転重力によって燃料を節約できます。ロケットの機首{{Mark|levind}}は[[navball/ja|姿勢指示器]]の順行マーカー{{mark|prog-l}}の円の縁に向けると良いです。
 
# Ap(遠点高度){{Mark|ap}}（{{Key press|M}}キーを押し{{Mark|ap}}マーカーにカーソルを合わせる）が70 km（カービンの大気がある高さ）を超え、理想的には100 kmになるまで加速を続けます。
 
# Ap(遠点高度){{Mark|ap}}（{{Key press|M}}キーを押し{{Mark|ap}}マーカーにカーソルを合わせる）が70 km（カービンの大気がある高さ）を超え、理想的には100 kmになるまで加速を続けます。
 
# エンジンを止め（{{Key press|X}}キーを押す）、Apに近づくまで待ってください。
 
# エンジンを止め（{{Key press|X}}キーを押す）、Apに近づくまで待ってください。
 
# Pe(近点高度){{Mark|pe}}（軌道画面に現れます）が約100 kmになるまで、順行マーカー方向へ加速してください。
 
# Pe(近点高度){{Mark|pe}}（軌道画面に現れます）が約100 kmになるまで、順行マーカー方向へ加速してください。
  
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上昇中に[[w:ja:終端速度|終端速度]]に近づけることで燃料を節約することができます。速度が速すぎると、空気抵抗が高くなり[[delta-V|デルタV]]を無駄に消費してしまいます。ロケットの終端速度は、空力構造によって変わります。ノーズコーンなどを使用した空気抵抗の低いスリムなデザインは抗力を減少させ、少ない推力で最高速度へ到達し速度をより高めます。
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　上昇中に[[Atmosphere#Terminal velocity|終端速度]]に近づけることで燃料を節約することができます。速度が速すぎると、空気抵抗が高くなり[[delta-V|デルタV]]を無駄に消費してしまいます。ロケットの終端速度は、空力構造によって変わります。ノーズコーンなどを使用した空気抵抗の低いスリムなデザインは抗力を減少させ、少ない推力で最高速度へ到達し速度をより高めます。
  
 
== 軌道変更 ==
 
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基本原則は、順行{{mark|prog-l}}への噴射は軌道を「大きく」し、逆行{{mark|retg-l}}への噴射は軌道を「小さく」します。
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Pe(近点高度)で順行（[[navball/ja|姿勢指示機]]を見てください）に噴射するとAp(遠点高度)が上がり、軌道が広がります。反対に、Peで逆行に噴射するとApが下がり、軌道が狭まります。
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　Pe(近点高度)で順行（[[navball/ja|姿勢指示器]]を見てください）に噴射するとAp(遠点高度)が上がり、軌道が広がります。反対に、Peで逆行に噴射するとApが下がり、軌道が狭まります。
  
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同様に、Apで順行に噴射するとPeが上がり、Apで逆行に噴射するとPeが下がります。
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　同様に、Apで順行に噴射するとPeが上がり、Apで逆行に噴射するとPeが下がります。
  
 
== 軌道の傾き合わせ ==
 
== 軌道の傾き合わせ ==
  
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他の目標（惑星や機体など）と同じ平面上の軌道を周回したい場合は、軌道画面（マップビュー{{Key press|M}}キー）で目標をターゲットに設定します。すると、２つの軌道面が交差する場所に、AN(昇交点)マーカー{{Mark|an}}、DN(降交点)マーカー{{Mark|dn}}が表示されます。
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　他の目標（惑星や機体など）と同じ平面上の軌道を周回したい場合は、軌道画面（マップビュー{{Key press|M}}キー）で目標をターゲットに設定します。すると、２つの軌道面が交差する場所に、AN(昇交点)マーカー{{Mark|an}}、DN(降交点)マーカー{{Mark|dn}}が表示されます。
  
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軌道上のANまたはDNマーカーのある位置にマニューバノードを作成し、ノーマル{{Mark|norm-l}}またはアンチノーマル{{Mark|anorm-l}}方向にドラッグして、AN/DNの角度を0.0°にし、マニューバノードに示された時間分の噴射を行ないます。
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　軌道上のANまたはDNマーカーのある位置にマニューバノードを作成し、ノーマル{{Mark|norm-l}}またはアンチノーマル{{Mark|anorm-l}}方向にドラッグして、AN/DNの角度を0.0°にし、マニューバノードに示された時間分の噴射を行ないます。
  
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軌道傾斜角を一致させることは、ランデブーまたはドッキングを行なう上で、重要な第一歩です。
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　軌道傾斜角を一致させることは、ランデブーまたはドッキングを行なう上で、重要な第一歩です。
  
 
== ランデブー ==
 
== ランデブー ==
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ランデブーは軌道の位置を合わせる高度なマニューバの一つです。これを行なうには、以下の手順に従って実行してください。この手順は惑星や衛星の軌道に入る際にも行なうことになります。
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　ランデブーは軌道の位置を合わせる高度なマニューバの一つです。これを行なうには、以下の手順に従って実行してください。この手順は惑星や衛星の軌道に入る際にも行なうことになります。
  
 
# {{Key press|M}}キーを押し、[[map view|マップビュー]](軌道画面)にします。
 
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# 目標の軌道の一部に接するように、軌道を広げるか、狭めてください（Apが理想的）。機体はオレンジと紫、天体は白の交差位置マーカーが現れます。マーカーは目標との相対位置を表します。オレンジが最初の交差で、紫は次です。
 
# 目標の軌道の一部に接するように、軌道を広げるか、狭めてください（Apが理想的）。機体はオレンジと紫、天体は白の交差位置マーカーが現れます。マーカーは目標との相対位置を表します。オレンジが最初の交差で、紫は次です。
 
# 最も交差位置が近づくマニューバを作ります。
 
# 最も交差位置が近づくマニューバを作ります。
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## Apが目標軌道に常に接するようにして、ノードの中央円をドラッグしてノードを動かし、交差位置が近づく(距離が狭まる)位置を探します。軌道の周回数を増減させるボタンを押してみて、距離が狭まるならさらに近づく位置を探し、順行などの各マーカーをドラッグして調整し、距離を狭めます。
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## Apが目標軌道に常に接するようにして、ノードの中央円をドラッグしてノードを動かし、交差位置が近づく(距離が狭まる)位置を探します。場合によっては軌道の周回数を増減させるボタンを押してみて、距離が狭まるならさらに近づく位置を探し、順行などの各マーカーをドラッグして調整し、距離を狭めます。
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## オレジン・紫どちらかの交差位置を0.5km以内におさめるか、最も少なくします。
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## オレジン・紫どちらかの交差位置を0.5km以内におさめるか、最も少なくして、マニューバを実行します。
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# 交差位置の付近で、相対速度を落とす噴射を行ないます。そのためには、ステージモードかドッキングモードに戻ります。[[navball/ja|姿勢指示機]]の速度表示モードが相対速度になるまで「速度」をクリックします。次に、逆行マーカー{{Mark|retg-l}}に姿勢表示{{Mark|levind}}（＝機首）が重なるように回転させます。その状態を維持して、交差位置に近づいたら噴射を行ない、相対速度を0に近づけ、0.2m/s以下にします。これによって目標に対してほぼ静止状態になります。目標までの距離がほぼ増減しなくなります。
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# 交差位置の付近で、相対速度を落とす噴射を行ないます。そのためには、ステージモードかドッキングモードに戻ります。[[navball/ja|姿勢指示器]]の速度表示モードが相対速度になるまで「速度」をクリックします。次に、逆行マーカー{{Mark|retg-l}}に姿勢表示{{Mark|levind}}（＝機首）が重なるように回転させます。その状態を維持して、交差位置に近づいたら噴射を行ない、相対速度を0に近づけ、0.2m/s以下にします。これによって目標に対してほぼ静止状態になり、目標までの距離がほぼ増減しなくなります。
 
# この状態から、機首{{Mark|levind}}がターゲット順行マーカー{{Mark|tprog-l}}と揃うように回転します。これで機体が目標方向に向きます。ターゲットに近づくほど、二つのマーカーを揃えるようにします。SASの自動制御が役立ちます。
 
# この状態から、機首{{Mark|levind}}がターゲット順行マーカー{{Mark|tprog-l}}と揃うように回転します。これで機体が目標方向に向きます。ターゲットに近づくほど、二つのマーカーを揃えるようにします。SASの自動制御が役立ちます。
 
# RCSを有効にすると、接近に最適な制御を行なえます。RCSが機能しなければ、エンジンで行ないます。
 
# RCSを有効にすると、接近に最適な制御を行なえます。RCSが機能しなければ、エンジンで行ないます。
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# RCS使用なら{{Key press|H}}キーで前進、エンジンならスロットルをわずかに開きます。目標との距離が近づくほど、相対速度を低く保つ必要があります（500mの差なら10m/s未満、近づくほど下げる）。順行{{Mark|prog-l}}とターゲット順行{{Mark|tprog-l}}が揃って（重なって）いることを確認してください。順行{{Mark|prog-l}}から見たターゲット順行{{Mark|tprog-l}}の方向にRCS噴射または機首が向かうようにすると近づきます。機体の向きは{{Key press|V}}キーでカメラビューを「固定」にして機体を後方から見て合わせます。
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# RCS使用なら{{Key press|H}}キーで前進、エンジンならスロットルをわずかに開きます。目標との距離が近づくほど、相対速度を低く保つ必要があります（500mの差なら10m/s未満、近づくほど下げる）。順行{{Mark|prog-l}}とターゲット順行{{Mark|tprog-l}}が揃って（重なって）いることを確認してください。順行{{Mark|prog-l}}から見たターゲット順行{{Mark|tprog-l}}の方向にRCS噴射または機首が向かうようにすると近づきます。機体の向きは{{Key press|V}}キーを数回押してカメラモードを「固定」にして、機体を後方から見て合わせます。
 
# 接近にともなって速度を下げるために、RCSなら{{Key press|N}}キー、エンジンなら逆行{{Mark|retg-l}}に噴射してください。50m以内で1m/s以下に減速してください。最終的に目標近くで停止(相対速度0m/s)します。
 
# 接近にともなって速度を下げるために、RCSなら{{Key press|N}}キー、エンジンなら逆行{{Mark|retg-l}}に噴射してください。50m以内で1m/s以下に減速してください。最終的に目標近くで停止(相対速度0m/s)します。
 
# ここからドッキングに移る場合にも、機体の一部が接触しないようにしてください。ポート同士の接続方法は、[[Docking/ja|ドッキング]]を参照してください。
 
# ここからドッキングに移る場合にも、機体の一部が接触しないようにしてください。ポート同士の接続方法は、[[Docking/ja|ドッキング]]を参照してください。

Latest revision as of 02:48, 6 September 2018

　このページは、軌道についてのマニューバの簡単な「覚え書き」です。それはまた、ゲームのクイックリファレンスとも言えるものです。

軌道投入

  1. 速度が約100 m/sになるまで垂直に上昇します。
  2. 次に、ゆっくりと東に傾け、重力ターンを開始します（姿勢指示機の方位は90°、発射場から「右」です）。違う方向にも傾けられますが（北極や南極への極軌道など）、東へ向かうとカービンの自転重力によって燃料を節約できます。ロケットの機首Levelは姿勢指示器の順行マーカーProgradeの円の縁に向けると良いです。
  3. Ap(遠点高度)Apoapsis（Mキーを押しApoapsisマーカーにカーソルを合わせる）が70 km（カービンの大気がある高さ）を超え、理想的には100 kmになるまで加速を続けます。
  4. エンジンを止め（Xキーを押す）、Apに近づくまで待ってください。
  5. Pe(近点高度)Periapsis（軌道画面に現れます）が約100 kmになるまで、順行マーカー方向へ加速してください。

　上昇中に終端速度に近づけることで燃料を節約することができます。速度が速すぎると、空気抵抗が高くなりデルタVを無駄に消費してしまいます。ロケットの終端速度は、空力構造によって変わります。ノーズコーンなどを使用した空気抵抗の低いスリムなデザインは抗力を減少させ、少ない推力で最高速度へ到達し速度をより高めます。

軌道変更

　基本原則は、順行Progradeへの噴射は軌道を「大きく」し、逆行Retrogradeへの噴射は軌道を「小さく」します。

　Pe(近点高度)で順行（姿勢指示器を見てください）に噴射するとAp(遠点高度)が上がり、軌道が広がります。反対に、Peで逆行に噴射するとApが下がり、軌道が狭まります。

　同様に、Apで順行に噴射するとPeが上がり、Apで逆行に噴射するとPeが下がります。

軌道の傾き合わせ

　他の目標（惑星や機体など）と同じ平面上の軌道を周回したい場合は、軌道画面（マップビューMキー）で目標をターゲットに設定します。すると、２つの軌道面が交差する場所に、AN(昇交点)マーカーAscending node、DN(降交点)マーカーDescending nodeが表示されます。

　軌道上のANまたはDNマーカーのある位置にマニューバノードを作成し、ノーマルNormalまたはアンチノーマルAnti-normal方向にドラッグして、AN/DNの角度を0.0°にし、マニューバノードに示された時間分の噴射を行ないます。

　軌道傾斜角を一致させることは、ランデブーまたはドッキングを行なう上で、重要な第一歩です。

ランデブー

　ランデブーは軌道の位置を合わせる高度なマニューバの一つです。これを行なうには、以下の手順に従って実行してください。この手順は惑星や衛星の軌道に入る際にも行なうことになります。

  1. Mキーを押し、マップビュー(軌道画面)にします。
  2. 一つ前の項の軌道の傾きを合わせるマニューバを実行します。以下の手順の間も傾きが0であることを確認し、必要に応じて補正します。
  3. 目標の軌道の一部に接するように、軌道を広げるか、狭めてください（Apが理想的）。機体はオレンジと紫、天体は白の交差位置マーカーが現れます。マーカーは目標との相対位置を表します。オレンジが最初の交差で、紫は次です。
  4. 最も交差位置が近づくマニューバを作ります。
    1. Apが目標軌道に常に接するようにして、ノードの中央円をドラッグしてノードを動かし、交差位置が近づく(距離が狭まる)位置を探します。場合によっては軌道の周回数を増減させるボタンを押してみて、距離が狭まるならさらに近づく位置を探し、順行などの各マーカーをドラッグして調整し、距離を狭めます。
    2. オレジン・紫どちらかの交差位置を0.5km以内におさめるか、最も少なくして、マニューバを実行します。
  5. 交差位置の付近で、相対速度を落とす噴射を行ないます。そのためには、ステージモードかドッキングモードに戻ります。姿勢指示器の速度表示モードが相対速度になるまで「速度」をクリックします。次に、逆行マーカーRetrogradeに姿勢表示Level（＝機首）が重なるように回転させます。その状態を維持して、交差位置に近づいたら噴射を行ない、相対速度を0に近づけ、0.2m/s以下にします。これによって目標に対してほぼ静止状態になり、目標までの距離がほぼ増減しなくなります。
  6. この状態から、機首Levelがターゲット順行マーカーTarget progradeと揃うように回転します。これで機体が目標方向に向きます。ターゲットに近づくほど、二つのマーカーを揃えるようにします。SASの自動制御が役立ちます。
  7. RCSを有効にすると、接近に最適な制御を行なえます。RCSが機能しなければ、エンジンで行ないます。
  8. RCS使用ならHキーで前進、エンジンならスロットルをわずかに開きます。目標との距離が近づくほど、相対速度を低く保つ必要があります（500mの差なら10m/s未満、近づくほど下げる）。順行Progradeとターゲット順行Target progradeが揃って（重なって）いることを確認してください。順行Progradeから見たターゲット順行Target progradeの方向にRCS噴射または機首が向かうようにすると近づきます。機体の向きはVキーを数回押してカメラモードを「固定」にして、機体を後方から見て合わせます。
  9. 接近にともなって速度を下げるために、RCSならNキー、エンジンなら逆行Retrogradeに噴射してください。50m以内で1m/s以下に減速してください。最終的に目標近くで停止(相対速度0m/s)します。
  10. ここからドッキングに移る場合にも、機体の一部が接触しないようにしてください。ポート同士の接続方法は、ドッキングを参照してください。

関連項目

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