Difference between revisions of "Kerbonaut/ja"
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| − | + | 緑はそれぞれ個性を持ち、飛行状況についていろいろな反応を示す。これを決定づけているのがCourage（勇気）とStupidity（愚かさ）というふたつのパラメータだ。それぞれランダムの値が付与され、船内モニタやEVAをつうじて緑の表情や身ぶりなどが愉悦から恐怖までさまざまに変化する。なおパーソナリティはミッションのパフォーマンスやScience結果には影響せず、あくまでもフレーバーにとどまっている。また隠しパラメータ"BadS"（badass、ヤバみ）を持って生まれる確率が10％存在する。BadSパラメータはCourageやStupidityを無効化し、至近距離の爆発などを除くほぼすべてのシチュエーションに歓びを見出すヤバいパーソナリティを持つようになる。 | |
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| − | + | 以下はver.0.23における実験である。BadSでないkerbonautsのうち、CourageとStupidityについて極端なパラメータをもつ緑を4類型に分類した([1, 1], [1, 0], [0, 0], [0, 1]) 。これにより、Courageパラメータでは恐怖をコントロールできないことが明らかにされた。 | |
| − | == | + | まずStupidity緑2名は、Courageのあるなしにかかわらず、危険に直面しながらいまいち理解していない、穏やかなご面相である。いっぽうStupidityでない緑2名は、KSCエンジニア特製ロケットに乗せて加速してやると、Courageの程度にかかわらず、全く同じタイミングで恐怖の面持ちを浮かべはじめる。 |
| − | + | 次に、パラメータ0.75／0.25の緑をもちいた実験では、さらなる愚かしいシチュエーションでも恐怖への耐性向上がみられた。つまり一般的な緑はふつうは怖がりな性根なのだと示唆される。 | |
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| + | "宇宙へ行くひと"をあらわすことばはナショナル・アイデンティティとむすびつく傾向にあるといえるだろう。しかしながら[[ Wernher von Kerman ]]や[[ Gene Kerman ]]といったKSCの人員たちのテイストは、ほかのなによりも60年代アメリカ宇宙計画に近い。けっきょくのところ緑をなんと呼べばいいのかは難しい問題だ。 | ||
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Latest revision as of 12:08, 7 April 2016
kerbonautはKerbal宇宙飛行士のことである。英語・ロシア語では国籍あるいは教練過程によって宇宙飛行士の呼称が違う。アメリカ系をastronaut、ロシア系をcosmonaut、中国系をtaikonautと呼び、Kerbal Space Centerで教練を受けたKerbal系飛行士はkerbonautと呼ばれることになる。Kerbal Space Program内で唯一操作可能な緑である。船内ではIVAにヘルメット、船外ではEVAスーツにヘルメットをつけている。EVAスーツにはRCS燃料式のジェットパック、ヘルメットにはライトが備わっている。
“kerbonaut”は公式用語ではなくファンによる造語である。しかしコミュニティ内でも広く認知されている。
管理
Astronaut Complexで新しい緑の雇用から能力の確認まで一括して行うことが出来る。オリジナル・スリー以外はランダムな名前で生成されるが、姓は"Kerman"で統一されている。個性もそれぞれランダムに決定されている。
経験とスキル
0.90.0より緑にはそれぞれ異なった役割とスキルが与えられた。スキルは飛行ミッションをこなして経験値を獲得することで向上していく。主な3つの役割とスキルは以下のとおりである:
- Pilot(パイロット)：SASで機体を安定させる、または指定方向に機首を固定することが出来る。
- Scientist(科学者)：収集した実験データ、伝送、ラボでの分析によって得られるScienceを増加させる。
- Engineer(エンジニア)：パーツの修理やパラシュートの再装填を行うことが出来る。
パーソナリティ
緑はそれぞれ個性を持ち、飛行状況についていろいろな反応を示す。これを決定づけているのがCourage（勇気）とStupidity（愚かさ）というふたつのパラメータだ。それぞれランダムの値が付与され、船内モニタやEVAをつうじて緑の表情や身ぶりなどが愉悦から恐怖までさまざまに変化する。なおパーソナリティはミッションのパフォーマンスやScience結果には影響せず、あくまでもフレーバーにとどまっている。また隠しパラメータ"BadS"（badass、ヤバみ）を持って生まれる確率が10％存在する。BadSパラメータはCourageやStupidityを無効化し、至近距離の爆発などを除くほぼすべてのシチュエーションに歓びを見出すヤバいパーソナリティを持つようになる。
立ちふるまい
以下はver.0.23における実験である。BadSでないkerbonautsのうち、CourageとStupidityについて極端なパラメータをもつ緑を4類型に分類した([1, 1], [1, 0], [0, 0], [0, 1]) 。これにより、Courageパラメータでは恐怖をコントロールできないことが明らかにされた。 まずStupidity緑2名は、Courageのあるなしにかかわらず、危険に直面しながらいまいち理解していない、穏やかなご面相である。いっぽうStupidityでない緑2名は、KSCエンジニア特製ロケットに乗せて加速してやると、Courageの程度にかかわらず、全く同じタイミングで恐怖の面持ちを浮かべはじめる。 次に、パラメータ0.75／0.25の緑をもちいた実験では、さらなる愚かしいシチュエーションでも恐怖への耐性向上がみられた。つまり一般的な緑はふつうは怖がりな性根なのだと示唆される。 とはいえ、badSパラメータはあらゆるCourageやStupidityを無効化し、眼前にカタストロフィでも来ないかぎり脳汁ドバァ状態へと昇天させてしまうのだ。
オリジナル・スリー
いずれのゲームモードでもニューゲーム開始時から所属している宇宙飛行士が3名おり、他のランダム生成飛行士とは異なり、常に同じ名前と能力を持っている。Jebediah Kerman、Bill Kerman、Bob Kermanの3名は「オリジナル・スリー」と呼ばれている。
Kerbal Space Program中に登場する“ベテラン”飛行士はこの3名のみで、IVAスーツ(与圧服)と名簿のアイコンがオレンジ色で差別化されているが、それ以外は他の飛行士と同じである。ゲーム起動読み込みの際に表示されるイラストでは、オレンジ服の宇宙飛行士(おそらくJeb、Bill、Bob)がオレンジ色のラインが入ったヘルメットを被っているが、ゲーム内には登場せずIVAヘルメットは灰色、EVAヘルメットは赤色のラインが入っている。
彼ら3名は名簿上位に並んでいるため、他のランダム生成飛行士よりもはるかに搭乗確率が高く、最上位のJebはさらに突出して高くなる。そのため彼らの名前はプレイヤーの間でも最も高い知名度を誇っている。
ネーミング
kerbonautはKSPファンの造語である。ゲーム内ではAstronautとされている。開発チームはファンメイドの造語をオフィシャル化するのに慎重なのだろう。 とはいえファンたちも頭文字Kの単語をふやすのに熱心であるようだ。MODや二次創作ではKワードがたくさん発明されている。マインクラフトの"Kerbonaut Skin"は、"Kerbal astronaut Skin"よりも12倍PVが多いという、あんまり良くない例もある。
リアル世界では"astronaut"（アストロノート）は一般名詞ではない。主にNASAやESAで使用されている語である。"cosmonaut"はソヴィエト連邦でつかわれた単語だが、こんにちの東欧や旧ソ連圏ではロシア語ベースで宇宙用語がつくられたこともあり一般的だ。中国語で宇宙飛行士をさす"航天員"を西側メディアが"taikonaut"とでっち上げたりしている。 "宇宙へ行くひと"をあらわすことばはナショナル・アイデンティティとむすびつく傾向にあるといえるだろう。しかしながらWernher von Kerman やGene Kerman といったKSCの人員たちのテイストは、ほかのなによりも60年代アメリカ宇宙計画に近い。けっきょくのところ緑をなんと呼べばいいのかは難しい問題だ。
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